田村由美さん原作のミステリー漫画を原作にしたフジテレビの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」。
そんなドラマ「ミステリと言う勿れ」の第1回が、2022年1月10日に放送され、劇中で使用された音楽が話題になっています。
「劇中音楽はクラシック?」「クラシック音楽の雰囲気が意外と合う!」という声や、逆に「BGMうるさくない?」という声も。
そこで、この記事ではドラマ「ミステリと言う勿れ」第1話で使用された劇中曲(BGM)について曲名や反応を調査してみました!
★2022年1月18日「ミステリと言う勿れ」第2話の使用楽曲を追記しました!
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ドラマ「ミステリと言う勿れ」で使用されているクラシック曲
ドラマ「ミステリと言う勿れ」のBGMには、オリジナル楽曲の他にクラシックの名曲が使用されています。

「あれ〜!?この曲聞いたことあるんだけどなんだっけ?」という方もいると思うので、できる限り登場順にご紹介します。
楽曲①:モーツァルト「ピアノソナタ15番一楽章 ソナチネ14番」
- ドラマ冒頭で久能整がカレーを作るシーン
- ドラマ終盤で久能整がカレーを作るシーン
ウキウキしながら大好きなカレーを作る整の心情と、楽曲の軽快さがマッチしています。
整の気持ちが高揚している際に使われている印象がありますね!



「ソナチネ14番」はカレーのテーマになり得るかもしれません!
楽曲②:ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形:行進曲」
整の家に薮と池本が訪ねて来るシーンで使用されています。
「整」(ととのう)という珍しすぎる名前に池本が思わず吹き出してしまいました。
楽曲③:エルガー「威風堂々」
殺人事件の容疑者として警察で薮と青砥の事情聴取を受ける整。
「犯人は自分ではない」と2人に対して反撃するシーンで使用されています。
ベラベラと喋り尽くす整に、マジックミラー越しの池本も「こいつなんだか面倒臭っ!」。
対して青砥は、疑いをかけられているにもかかわらず落ち着きを見せる整に対して関心を見せます。
楽曲④:ヨハン・セバスチャン・バッハ「無伴奏チェロ組曲」
整が警察署を後にするシーンで使用されています。



帰りながら風呂光が退職届を提出しようとしていること、池本にもうすぐ子供が誕生することなどを小耳に挟んでいるようです。
楽曲⑤:ピョートル・チャイコフスキー「くるみ割り人形:葦笛の踊り」
池本と風呂光が整の指紋を採取するシーンに使用されています。
今作の他にもミステリー作品でこの曲が使われることが多いので、耳にしたことがある方も多い楽曲でしょう。
楽曲⑤:ヨハン・セバスチャン・バッハ「G線上のアリア」
風呂光の飼っていた猫が死んでしまったというエピソードを語る場面で使用されています。
飼っていた猫が死んでしまいショックを受けていた風呂光ですが、この言葉をきっかけに心が解されました。
そして整の無実を確信し、整に協力するようになります。
楽曲⑥:ジャック・オッフェンバック「天国と地獄」
- 整が池本にゴミ捨ての本当の面倒さを指摘する場面
- 令状が出され整がうろたえるシーン
- 池本が整の家を訪ねて来るシーン
に使用されています。



慌ただしい楽曲なので、ドタバタしたやりとりの際に登場する可能性が高そうです。
楽曲⑦:モーツァルト「トルコ行進曲」
整が藪に反撃するシーンで使用されています。
この後、怒った薮が整につかみかかりますが、冷静に対処する整に周りは驚きます。
また、整が青砥に「真実は1つではない」と語るシーンにも使用されており、今後も整が饒舌に推理を展開するシーンに使われそうです。



モーツァルトのピアノ楽曲の軽快さと整のセリフのスピードがマッチしています。
楽曲⑧:ヨハン・セバスチャン・バッハ「トッカータとフーガ ニ短調」
薮の妻と子供が轢き逃げに遭った過去を青砥が語るシーンに使用されています。
楽曲⑨:ベドルジフ・スメタナ「モルダウ」
整と青砥の会話中。
整が「真実は1つではないが事実は1つであると青砥に説くシーンに使用されています。



この会話をきっかけに、青砥は過去の事件と再び向き合おうと決意しました。
楽曲⑩:ヨハネス・ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」
CM入りで使用されていました。



クラシック楽曲については、ガッツリ全部使用されるわけではなく、部分的に使用されていました。
楽曲11:ロシア民謡「コロブチカ」
ドラマ「ミステリと言う勿れ」第2話で、久能整がトイレで書き置きを残すシーンに使用されていました。



何かで聞いたことあるな…と思ったら、パズルゲーム「テトリス」の曲ですね!懐かしい!
ロシアの古い民謡で、「コロブチカ」には行商人という意味があります。
学校の運動会でのフォークダンスにもよく用いられるので、耳にしたことがある方も多いでしょう。
楽曲12:ヴィヴァルディ「四季」より「冬」
バスの中で阿部亮平さん演じる犬堂オトヤにナイフを突きつけられた整が、思わず反論する場面で使われていました。
ヴィヴァルディの「四季」というと、「春」を思い浮かべる方が多いと思いますが、「冬」のつんざくようなバイオリンの旋律が、緊迫した場面にぴったり合っていました。



トヨタのCMにも使用されるなど、ドラマやCMなどでの使用頻度の高いクラシック楽曲です。
楽曲13:シューベルト「楽興の時 D.780, OP.94」
第2話で犬堂家に集められた整たち。
バスジャックの犯人であり、妹を殺した犯人を探している犬堂ガロに「過去に犯した罪を白状しろ」と言われたシーン。
ヒコロヒーさん演じる露木リラと整の会話シーンで使用されました。



シューベルトの「楽興の時」の総演奏時間は26分30秒もあるそうですよ!
ドラマ「ミステリと言う勿れ」のBGMはうるさい?音楽担当者は?
ドラマ「ミステリと言う勿れ」の劇中で使用されているクラシックBGMについて好評な反面、SNSでは「BGMがうるさい」と言う声も。



ドラマ「ミステリと言う勿れ」に限らず、最近はBGMが大きくてセリフが聞こえないなぁと言うドラマは多い気がします。
また、選曲についてもわざわざ誰もが知っている、聞いたことがあるクラシックを使用したことについても、
- 集中力が削がれる
- 曲名が思い出せなくて気になる
などの感想も見つかりました。
ドラマ「ミステリと言う勿れ」のような推理ものだと、特にそう感じるかもしれません。
ドラマ「ミステリと言う勿れ」の音楽を担当するのは、ミュージシャンであり音楽プロデューサー、DJを務めるKen Araiさん。
これまでにも「失恋ショコラティエ」「トドメの接吻」など、フジテレビ系ドラマの音楽を数多く担当しています。
ドラマ「ミステリと言う勿れ」劇中使用クラシック楽曲まとめ
ドラマ「ミステリと言う勿れ」第1話の劇中で使用されている楽曲についてご紹介しました!
- 「ミステリと言う勿れ」の劇中には有名なクラシック楽曲が使用されている
- ドラマの雰囲気にクラシック音楽は意外とマッチする
- BGMの音量が大きすぎ!?少しうるさいと言う声も。。。実際その点は少し否めないかも
今回は第1話で使用された楽曲を紹介したので、第2話以降も違う楽曲が使用されるかもしれません!
しかし視聴者の方々のリアルな反応を伺うと、改めてBGM選曲の大切さや編集の大変さを感じます。
音量問題については今後、改善されることを祈りましょう。



それにしても久能整の作るカレーが美味そうなのだ…!ということで、第2話以降も期待したいと思います!
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